金沢すずかわ塾
 先日の11月17日、金沢市総合体育館で第二回金沢すずかわ塾を開催しました。

今回の参加者は総勢50名。年齢層も幅広く小学生から60代まで、業種も様々、運動も殆どされない方からアスリートレベルまで。 


でも体幹トレーニングではさほど関係ないのです。歩いたり走ったり動いたりする為の正しい
「姿勢」を身に付ける為のものですから。

僕自身、中学は剣道部(中2で挫折)、高校はテニス部(これはやり遂げました)で特に高校時代は頭より身体を動かしていました。

僕がやっていた準備運動はせいぜい3分程度、それからハードに動き回っていたわけです。

当然怪我も多かったです。それはそうです、眠っている身体をいきなり動かすわけで。

車も1速から急に6速には上がれまれませんもんね。

でも、多くの人達はオートマの車みたいにいきなりアクセルMAX踏んで動くわけですから当然身体もついていけない。

だから怪我をしてしまう。

怪我をしなくても、辛くて辞めてしまう。

昔は、根性論で喉が渇いても水無し、練習中ブッ倒れた事を自慢話にする事もありました。

数年前出会った本で「Born to Run」という本があります。


超長距離走(100キロとか200キロとか)を走る民族や人達の本なのですが

その本の中を読んで、走る事への概念が180度変わったんです。

それまで、1キロ走るのも嫌でマラソン大会なんて憂鬱で苦手だったわけです。

ノリで出場した10キロマラソンも苦しくて全然楽しくなく、「走る事」へのモチベーションは低かったんです。

ところが、その本を読み勧めていくと無性に走りたくなったのです。

そして当時体重が85キロだった重い身体でゆっくりと歩きだしました。

最初は歩く事からはじめました。歩く距離より歩く時間を伸ばしていきました。

呼吸はいつも苦しくなく会話が出来る程度で。

一日30分歩きを2週間位続けたあたりから、少し早く歩いてみたくなりました。

そして30分間少し早めの速度で歩きはじめました。そしてまた2週間。

少しづつ少しづつ、ペースを上げ、時間を延ばし。

そしていつしか10キロをなんなく早歩きよりちょい速い小走りで走れるようになっていました。

歩きはじめて半年後には20キロを2時間30分程かけて走れるようになっていました。

大会にも出て、人生初のハーフマラソンを完走する事が出来ました。

最後にエントリーしたハーフマラソンでは1時間50分を切る程までになっていました。

体重も15キロ減り70キロになりました。

普通、素人がいきなり長距離を走り始めると怪我をします。多いのは膝です。そして走れなくなりランニングを辞める人も周りにいました。

僕はというと怪我は全くしませんでした。

何故?秘訣は?

それは、その本に書いてあった「走る姿勢」でした。

何よりも僕はその「走る姿勢」を意識して身体を動かしていたのです。

だから怪我もせず、楽しく長距離を走り続ける事が出来たのだと思います。

今年に入って去年や一昨年ほど走ってはいませんが、そうして一度手に入れ身につけた「姿勢」は今も崩れる事はありません……いや、最近崩れてるかも… だからそういう時の為に耐えず僕の走る「姿勢」を教えてくれたバイブルを読み返すのです。



「すずかわ塾」とは、僕にとっては「姿勢」を身に付ける為の時間です。


走る「姿勢」があるのと同じで、正しく身体を動かす為の「姿勢」が重要だと思います。

思った方向に思った速度で思った所にたどり着く為には

その「思い」を伝える伝達をしっかりしないといけません。

人間は2足歩行の動物です。歩いたり走ったりする事で脳が活性化します。

大きな縦の動きも大きな横の動きも全ては身体の軸が中心となるわけです。

それが「体幹」だと思うのです。

その「体幹」を鍛えブレない軸をつくる事が、正しい「姿勢」を身につける事なんだと思います。

「すずかわ塾」は僕にとって「Born to Run」のような存在です。

正しく真っ直ぐ大地に立ち歩いていく為の。

綺麗な姿勢で真っ直ぐ立っている人はただそれだけで美しい。

きっとそれは心も真っ直ぐになっているからかもしれません。

生きていく上で身につけたいものです。


11月17日第二回「金沢すずかわ塾」
元広島東洋カープトレーナー、鈴川卓也氏による体幹トレーニング教室

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